RT @2rin_tsutaeru 初めから「できるはずがない」と思ってませんか?県立高校でもここまでできるんです。
(ベタータイムス12月号より)熊本県立矢部高校:乗せて指導、二輪車競技部、特設オフロードコース・・・
RT @2rin_tsutaeru 「乗せないことで高校生の間だけ事故がなければよい、という発想には欠落がある。熊本の取り組みは他の地域でも研究すべきだ」
産経ニュース「熊本の高校、ミニバイク「乗せて指導」 不便さ解消、業界も注目」
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高校生にミニバイク通学を許可し、交通教育を徹底する「乗せて指導」に熊本県が力を入れている。背景には、学校の統廃合が進み、遠くから通う生徒が増えているという事情もある。都市部を中心に事故原因や非行の温床になるとしてバイク利用を禁じる高校はまだ多いが、二輪車の販売低迷に悩む業界は熊本方式の拡大に期待を寄せる。
◆校内で競技会
九州のへそに位置する熊本県山都町の県立矢部高。2年になるとミニバイク通学が許され、今は2、3年生計124人のうち75人が利用している。片道20キロかけて通う生徒もおり、不便さを解消するためだ。
「タイヤはすり減ってないか」「グローブはしっかり着けよう」
ヘルメット姿の生徒は、校舎前の停止線できちんとエンジンを切り、続々と駐輪場へ。待ち構える岩尾圭治教諭(43)は、安全運転や整備に目を光らせる。
2年進級時には山都警察署が協力し、学科試験を実施した。クラス対抗でミニバイクに関する知識や運転技術を競う大会も毎年開催している。
熊本県では、昔から通学距離が一定以上の生徒にミニバイク通学を許可する学校が多い。運転中の交通事故は減少傾向にあり、県体育保健課の工孝幸氏(50)は「交通社会に必要な思いやりの育成にもつながる」と語った。
◆三ない運動見直し
バイクには、事故や暴走行為などマイナスイメージもつきまとう。全国高等学校PTA連合会も昭和57年の全国大会で「運転させない」「買わせない」「免許をとらせない」という三ない運動の徹底を決議した。文部科学省によると、平成25年度も全国の6割超の高校が、「三ない運動」をなお実践していた。
電車が発達している都市部が目立ち、埼玉県の担当者は「万が一の事故で学校生活に支障が出るような事態を避けるためだ」と説明する。
一方、三ない運動を長年推奨してきた群馬県は昨年12月、免許が取れる年になれば、本人らの希望で取得できるようにすると決議。自転車の事故やマナーの悪さが問題化しているため、交通ルールを学ぶ機会になると判断した。ただ、審議の過程では見直しを求める県警と、「デメリットはない」と継続を訴える県教育委員会が対立する場面もあった。
二輪車業界は、運動見直しの動きを歓迎する。業界団体、日本自動車工業会の池史彦会長(63)=ホンダ会長=は「乗せないことで高校生の間だけ事故がなければよい、という発想には欠落がある。熊本の取り組みは他の地域でも研究すべきだ」と指摘した。
高校生にミニバイク通学を許可し、交通教育を徹底する「乗せて指導」に熊本県が力を入れている。背景には、学校の統廃合が進み、遠くから通う生徒が増えているという事情もある。都市部を中心に事故原因や非行の温床になるとしてバイク利用を禁じる高校はまだ多いが、二輪車の販売低迷に悩む業界は熊本方式の拡大に期待を寄せる。
◆校内で競技会
九州のへそに位置する熊本県山都町の県立矢部高。2年になるとミニバイク通学が許され、今は2、3年生計124人のうち75人が利用している。片道20キロかけて通う生徒もおり、不便さを解消するためだ。
「タイヤはすり減ってないか」「グローブはしっかり着けよう」
ヘルメット姿の生徒は、校舎前の停止線できちんとエンジンを切り、続々と駐輪場へ。待ち構える岩尾圭治教諭(43)は、安全運転や整備に目を光らせる。
2年進級時には山都警察署が協力し、学科試験を実施した。クラス対抗でミニバイクに関する知識や運転技術を競う大会も毎年開催している。
熊本県では、昔から通学距離が一定以上の生徒にミニバイク通学を許可する学校が多い。運転中の交通事故は減少傾向にあり、県体育保健課の工孝幸氏(50)は「交通社会に必要な思いやりの育成にもつながる」と語った。
◆三ない運動見直し
バイクには、事故や暴走行為などマイナスイメージもつきまとう。全国高等学校PTA連合会も昭和57年の全国大会で「運転させない」「買わせない」「免許をとらせない」という三ない運動の徹底を決議した。文部科学省によると、平成25年度も全国の6割超の高校が、「三ない運動」をなお実践していた。
電車が発達している都市部が目立ち、埼玉県の担当者は「万が一の事故で学校生活に支障が出るような事態を避けるためだ」と説明する。
一方、三ない運動を長年推奨してきた群馬県は昨年12月、免許が取れる年になれば、本人らの希望で取得できるようにすると決議。自転車の事故やマナーの悪さが問題化しているため、交通ルールを学ぶ機会になると判断した。ただ、審議の過程では見直しを求める県警と、「デメリットはない」と継続を訴える県教育委員会が対立する場面もあった。
二輪車業界は、運動見直しの動きを歓迎する。業界団体、日本自動車工業会の池史彦会長(63)=ホンダ会長=は「乗せないことで高校生の間だけ事故がなければよい、という発想には欠落がある。熊本の取り組みは他の地域でも研究すべきだ」と指摘した。
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