こんにちは、バイクブロスの金子です。
昨日のブログで、連休中、「どこからこんなに」と言うほどのバイクが走っていたと書きましたが、その日、バイクブロス社内には、近年の二輪免許取得者数についての資料がまわっていました。それを見ると、毎年けっこうな数で、新しいライダーが生まれていることがわかります。
ということで、今日はそのおはなし。一次情報として、警察庁発表の統計を資料にしています。
年間の免許取得者状況について、さまざまな側面から数字化されているのですが、あまり入り組んだ数字を出しても分かりにくいので、「平成24年度中の都道府県別指定自動車教習所の卒業者数」を、免許取得者数とみなしてみようと思います。一発試験!とかではなく、都道府県指定の自動車学校を卒業した人の数ですね。以下の数字は、全国合計です。
大型二輪免許(限定なし):78,064人
大型二輪免許(AT限定):158人
普通二輪免許(限定なし):166,413人
普通二輪免許(AT限定):11,584人
普通二輪免許(小型限定):4,657人
普通二輪免許(AT小型限定):12,054人
ただし、単純に合計はできませんよね。
大型二輪を取るために、やむなく普通二輪から、というケースが、かなりの数あるでしょうから(女性の場合、小型限定からを薦められますし)、個人が重複していることを考慮せねばなりません。どれくらいの重なりがあるのかは、調べられませんでした。
それでも、昨年1年間で、およそ20万人の新しいライダーが生まれていることにはなるでしょう。人口規模でいうと、神奈川県小田原市の人が、全員ライダーになっちゃう感じです。そしたらみんな伊豆スカイラインまで走りに行っちゃいますよね~。
年次で長期的に見れば、少しづつ減っている二輪免許の取得者数ですが、「数多ある趣味のひとつ」としてのバイクと考えた場合、毎年20万人の新規参入者があるというのは、かなり凄いことなんじゃないかと思います。
なお、比較対象として、同じ資料から四輪車免許のデータも。
普通免許(限定なし):533,095人
普通免許(AT限定):635,947人
おおよそ116万人がドライバーとなっています。総務省統計局のデータによれば、平成24年10月1日現在の18歳人口が、約123万人です。必ずしも18歳で取得するとは限りませんが、「クルマ離れ」と言われつつも、おおむね免許は取るもののようですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿